【8日間4カ国の旅②】オーストリアのウィーン2日目
Salut, les amis!! Ça va??
本日はウィーン旅行2日目のお話です。
滞在先をチェックアウトしてまず向かったのはコインロッカー。ここはウィーン中央駅にあるコインロッカーで、手荷物からスーツケースまで預ける事が出来ます。ここにバックパックを預けた後は、ウィーン市内にあるベートーヴェンがかつて住んでいたパスクァラティハウスへ。
ベートーヴェンゆかりの地で、博物館はウィーン郊外にあるハイリゲンシュタットの遺書の家が一番有名ですが、こちらは1804年から1815年までベートーヴェンが住んでいたウィーン旧市街にある【パスクァラティハウス】です。
「運命」や「エリーゼのために」は、このパスクァラティハウスで作られました。ベートーヴェンは最上階に1804年から8年間、この場所に住んでいたと言われています。
中には写真のようなデスマスクや楽譜、当時使用されていた物などが展示されております。奥の部屋からは見晴らしの良い景色が広がり、ベートーヴェンは当時どの様な風景をここから見ていたのかと思いを馳せながら観て回りました。
普通の家が博物館になっているので、この様な廊下を通り、ひと続きとなった部屋を回って行きます。ベートーヴェンはウィーンだけでも79回は引っ越したと言われておりますが、ここはその内現在も公開されている居住地の1つです。
さて、お次はベートーヴェンが眠るウィーン中央墓地へと向かいます。
【ウィーン中央墓地】はウィーンの中心地から7km程離れた場所にある200ヘクタール程の広大な墓地です。筆者はトラムでやって来ましたが、作曲家達が眠る墓地のエリアは「32A」です。トラムは「Wien Zentralfriedhof 2. Tor」が最寄りになります。モーツァルトの記念日を真ん中に、ベートーヴェンとシューベルトのお墓が後ろにあります。
こちらがベートーヴェンのお墓です。メトロノームの形をしていて常に人が訪れていました。元々はヴェーリンガー墓地に埋葬されていたのですが、墓地が閉鎖されるに伴いこちらの墓地へと移されたようです。
こちらはシューベルトのお墓。隣に並ぶシューベルトのお墓ですが、シューベルトは生前ベートーヴェンを敬愛していました。死後もこのように隣に埋葬されています。
近くにあるブラームスとヨハン・シュトラウス2世のお墓。ヨハン・シュトラウス2世は「美しく青きドナウ」の作曲者ですね。作曲家達のお墓にはハープがデザインされており、色々なお墓を見てハープを見付けるのも楽しみがあるかもしれません。もちろん、お墓である事は忘れずに…。
一通りウィーン中央墓地を観て回った後は、中心地に戻ってきて、少しだけまだ行っていない場所の探索をしてみました。
こちらは【ウィーン市庁舎】です。中央部分が工事中で見れなかったのですが、大きく豪華な佇まい。ガイドツアーはなんと無料で週に3回行われており、内部の見学が可能です。人気のようで興味がある方は予約をして行かれることをオススメします。
次に向かったのはステファン大聖堂近くにある【モーツァルト・ハウス】です。モーツァルトはこの住宅で3年程暮らしていたそうですが、フィガロの結婚はこちらで作られたようです。中には入っていませんが、入り口は細い路地沿いにあるので、分かりづらいかもしれません。
こちらは昼間のグラーベン通り。いつも活気があり、オープンテラスのレストランやカフェが建ち並ぶヨーロッパの雰囲気を存分に味わえる中心地です。
ホーフブルグ宮殿へとやって来ました。こちらも中には入ってない(笑)んですが、色々な店が建ち並ぶ通りを歩いているとドーン!!と登場します。ミヒャエル広場には馬車が居たり古代ローマ遺跡があったり、入らなくとも個人的には楽しめました。豪華爛漫な雰囲気を楽しみたい方は是非チケットを買って内部も見学してみてはどうでしょう?
さて、2日間のウィーンの旅を終えて、お次はハンガリーのブタペストへと向かいます。次の更新までお楽しみに♪
Au revoir !!