【アルザス地方へ…】ストラスブールとコルマール
Bonjour, tout est bon??
本日は一泊二日でアルザス地方にある町、コルマールとストラスブールを訪れた時のお話です。
フランスへやって来る前から気になっていた町、コルマールとストラスブール。実は筆者が好きなフランス人アーティストのコンサートのこけら落としへ行く事も兼ねてやって参りました。
まずはコルマール、フランス東部に位置するこの町は首都のパリとは違った景観を楽しむ事ができます。伝統的な様式の建物やおとぎ話の世界に入り込んだ様な町並みは、ジブリ映画の舞台にもなったと言われています。
さて、まずは旧市街にある"Le Marché couvert de Colmar"と言うコルマール屋内市場へ。1865年創業の屋根付き市場の中にはアルザス地方の名物やカフェ等が軒を連ねます。
こちらでお土産を買うも良し、運河沿いのテラス席があるカフェで休憩しても良し、トイレもあるので便利な観光地となっております。トイレは近く(正面口出て右側、道路を挟んだ向こう側)にもあるのでそこを利用するのもアリですよ。
こちらは屋内市場を出てすぐにある、コルマールと言えばこの景観!と言う景色を望めるプティット・ヴニーズと言われるエリアです。「小さなベニス」と言う意味ですね。朝が早かったので、人はまばらの中ゆっくりと撮影と鑑賞が出来ました。
旧市街を歩いて探索を始めます。やってきたのは「プフィスタの家」。こちらの建造物はどこか見覚えがある方も多いかもしれません。16世紀に建てられたこの建造物は、ジブリ映画「ハウルの動く城」に出てくる建物のモデルになったと言われております。
こちらは"Maison de têtes"、「頭の家」です。現在ホテルとレストランとして使用されているこちらの建物は、コルマール出身の建築家プージェーによって1609年に建てられたもの。壁には様々な顔の彫刻が飾られております。
15世紀に建てられた「旧税関」。アルザス地方でよく見るデザインの建物はコルマールの真ん中に位置しております。
こちらは旧市街の風景。この辺りは観光客が集まるエリアになっており、お土産屋さんやレストラン等が軒を連ねております。晴れてたらもっと綺麗な写真が撮れたかな(笑)
さて、ジブリ映画のモデルだけではなく、ディズニー映画「美女と野獣」の舞台ともなったと言われているコルマールですが、この川を船でのんびりと遊覧する事が出来ます。
筆者が知っている乗り場は二か所、"Wistub La Krutenau"と言うレストランのテラスからと、も一か所はそこから少し西へ歩いた先にある橋の麓です。
筆者は橋の麓から乗るボートツアーを選びました。料金は6〜7ユーロだったはず…所要時間は30分です。船頭さんが英語で主要スポットの案内をしてくれます。まずは下流の方、草木が生い茂るところからスタート。
その後Uターンをし、上流へと向かいます。先程写真を撮った橋の下をくぐり、更にコルマール屋内市場の方まで進みます。船から見る景色も一味違って楽しい!
コルマール屋内市場まで来ると、再びUターン。橋の下をくぐる時はそのままだと頭をぶつけてしまう為、皆一斉に頭をボートの中へ潜り込ませないといけません。
フランスは昔、トイレの排泄物をそのまま外へ放っていたと言われています。この写真の真ん中に見える出っ張った場所こそがトイレで、かつてはそのまま用を足すと川へと落とされる仕組みになっていました。
来た道を戻って遊覧ボートの30分間は終了します。個人的にはレストラン横から乗るより、橋の麓からの乗船がオススメです。レストラン横からの乗船はレストランでチケットを買う必要があったり、観光スポット中心なのでより並ぶ可能性もあります。橋の麓からの乗船は観光スポットから離れていて、チケットもそのまま乗船時にスタッフから購入出来ます。
コルマールは一日で周れる小さい町ですが、メルヘンチックな町並みはとても魅力的で、一度は訪れてみてほしい場所です。この後、筆者はバスでストラスブールへと向かいました。次回はストラスブールのお話をしたいと思います。
それでは、a bientôt !!