My Parisien Life

30歳(渡航時31歳)ギリギリでフランスへワーキングホリデーとしてやってきた大阪人(♂)の珍道中

【アジア人はあまり行かない?】カタコンブ・ド・パリ

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Bonsoir a tous!! 本日はお休みだったので、パリ市内にある観光地「Les catacombs de paris(カタコンブ・ド・パリ)」へ行って参りました。

 

 

カタコンブは地下墓地と言う意味で、恐らくフランスよりはイタリアの方が知られてるかな?ちなみにイタリア語はカタコンベになります。その昔、埋葬する遺体が多くなってきて場所が無くなってきた為、元々採石場だった場所へ遺骨を運んだ事が、後にこのカタコンブとなる場所をつくり上げました。

 

こちらのカタコンブ、事前予約でチケットをオンラインで購入すると並ぶことなく入場出来るんですが、値段が約2倍します。とってもケチな筆者は並んで入場することにしました。


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一番最寄りの駅はメトロもしくはRER B線のDenfert-Rochereauです。筆者が到着したのが15:30だったのですが、写真の建物入口から長蛇の列が…。それでも1時間もあれば中に入れるやろと調子に乗ってたんですが、全然列が進みません。

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こんな感じ。しかもこの日は急に気温が下がった日でパリの気温は9度。結局2時間程待ってようやく入口まで辿り着きましたが、最後の方は足の感覚があんまりありませんでした。

 

中に入ると、まずはセキュリティ・チェックを受けて、その後代金を支払います。値段は大人1人13ユーロで、オーディオ・ガイドが必要であれば余分に5ユーロ支払います。その後チケットに記載されているQRコードをゲートにかざして、いよいよ地下へ螺旋階段を使い降りていきます。

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結構な時間ぐるぐると降りていきますが、これまた帰りは同じ距離を登ってくることになりますからね、つらwwww

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最下部に到着すると、パネルが展示されており、カタコンブの歴史や説明が書かれております。ここからまた薄暗い細い道をしばらく歩いていきます。

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この道も結構な距離を歩きます、いつんなったら骸骨出てくるんやろ。と思いながら歩いちゃったぐらいです。しばらく歩いたあとはまた展示物がある部屋が現れ、その後いよいよメインの入口が登場します。

 

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ここからは、迷路の様な道の左右至る所に積み上げられた遺骨がお出迎え。

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公開されている距離は約1.7kmだそうですが、全体的な長さはなんと500kmもあると言われております。

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バランス良く遺骨が配置されており、ハート型に並べられた髑髏も。

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何だか不思議な気分になりますね。

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この様な通路を進んで行き、途中本当に薄暗く水が滴っているような通路もありますが、絶え間なく人が行き来しているので怖さはあまり感じません。


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こちらが出口です。出口は1駅分歩いた場所にあり、お土産屋さんとトイレが併設されております。トイレ使ったけど壊れててドア閉まりませんでした(笑)

 

欧米人が多い理由に、欧米では火葬ではなく土葬が多い為、人骨を見る機会があまり無いからだと聞きました。しかしながら、日本人である筆者個人の感想では、行って良かったと思います。

 

ちなみにこちらのカタコンブを舞台にしたホラー映画「カタコンベ」が歌手P!nk出演でアメリカで制作されております。シナリオ自体はクソ映画と評判(!?)ですが、気になる方は見てみてはいかがでしょうか?

 

旅行でパリへ来る場合は多少お値段がはりますが、予約して行った方が時間を有効活用出来ると思います。本当に、自分が行った時は日本人は全く居なかったので、少し違った観光をしたい方はオススメです。

 

それでは、A bientôt!!