【マレーシア旅行6】バスでブルー・モスクへ
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Bonsoir à tous !! 本日はクアラルンプール郊外にある街「シャー・アラム」へ【ブルー・モスク】目当てにバスで訪れたお話です!これまた下調べした情報とはまた違ったものとなりました。今回もまた長文になっちゃうかな?それではお話ししていきます、Let's get started!!
▼前回までのマレーシア旅行記事はこちら▼
my-parisien-life.hatenablog.com
【目次】
【KL RapidというバスでShah Alamへ向かう】
本日最初の観光目的はクアラルンプール郊外にある「シャー・アラム」という街にある通称「ブルー・モスク」へ訪れること。事前に色々調べていると、どうやらバスで向かうのが一番効率が良いとのこと。ホテルのあるブキッ・ビンタンからまずはシャー・アラムへ向かうバスが出る「パサール・スニ(Pasar Seni)」へ向かうのにMRT(地下鉄)を利用しました。
やっとTouch 'n Goカードを購入
まずはブキッ・ビンタンのMRTの改札にあるカウンターでTouch 'n Goカードを購入しました。筆者がTouch 'n Goカードを購入出来た時間帯は午前9時頃でした。この時間であればまだ売り切れているという心配はないかと思われます。チャージする金額プラスカードの発行代金(RM10)を支払うことになります。これで現金で乗車が不可なバスにも乗ることが出来て一安心。
MRT(地下鉄)に乗ってPasar Seni駅へ
MRTはクアラルンプール市内の主要交通機関の一つ。このMRTに乗ってブキッ・ビンタンからパサール・スニまでは2駅。乗車時間はわずか5分程!車内は清潔で整っています。ちなみに世界ではコロナ禍とはいえマスクを着用してる人が減っていっている印象ですが、写真を見ていただいて分かるようにまだまだマスクを着用している人は多い印象でした。
Pasar Seniから750番バスでShah Alamへ
パサール・スニ駅に着くとKL Rapidというバスに乗り換えてシャー・アラムへと向かいます。バス停はパサール・スニ駅と繋がっていて、シャー・アラムへ行くバスは750番。パサール・スニ駅にはこのようにバスの案内板があったり外国人観光客用に英語でシャー・アラム行きの貼り紙が貼られていたりするので、迷ったり難しいということはないと思います。
バスが来ねぇ…
さて、バス停に着くとスタッフが駐在していたので、念のために750番のバスの乗り場と時間を確認。バス停も筆者自身が調べた場所と間違いなく、時間もあと数十分でやって来るとのこと。(よしよし、幸先いいスタートですな…!)と思ってバスを待っていたのですが…
来ぇへんやないかい!!
ネットで調べた時間帯やスタッフに聞いた時間帯になってもバスはやって来ません。階段で座ってバスを待っていたのですが、デカいゴキブリが現れたりで段々と不機嫌になる筆者(笑)遠くからやって来るバスを見ては番号を確認し、違うやないかい!となること数回…やっと750番のバスがやって来ました。予定していた時間から1時間程遅れてwww
バスの利用の仕方
さて、こちらがやって来た750番のバスです。ネットでの情報ではバスの乗り場が筆者の時と違っていたりしたので、バスの乗り場は変わる可能性があります。バスの乗り方は前方から乗車し、ICカードを機械にかざして読み取らせる。降りる時は降車ボタンを押して降りることを知らせ、降車時は真ん中にある降車口から降りる。その際に、再度そこにある機械にICカードを読み取らせる。と言う感じです。
どこで降ろすねん(笑)
こちらがバスの車内の雰囲気。日本と比べると運転は荒いと思います(笑)めちゃめちゃクラクション鳴らすしwwwパサール・スニからシャー・アラムまでの乗車時間は約1時間とのこと。あまり乗客もおらずにのんびりと道中を楽しめましたが…途中渋滞に巻き込まれ、Googleマップでオンタイムで見ていた進路とは違う道を進み始めるバス。(大丈夫なんか…辿り着けるんかコレ…。)と思ったものの、再びバスはGoogleマップと同じ進路に戻って来ました。ただの渋滞回避のルートやったんかと思ったのですが、シャー・アラムに近づいて来たバスは再びルートから外れた道を進みます。そして結局
全然違うところで降ろされました(完)
なんっでやねん!どこで降ろすねん!(笑)降ろされたって言っても、自ら(このままでは目的地を行き過ぎてしまう!)と思って降りたんですがwww下調べの時に見たバス停とは違う場所で降ろされました。距離はそこまで変わらなかったんですが…。むしろブルー・モスクに近くなった?みたいな。ラッキーで終わらせられたから良かったです(結局はそこwww)。あれは渋滞回避の為だったのか今でも分からず、詳しい人がいたら教えてください(笑)
バスでShah Alamへ訪れる際の注意点
筆者がバス(KL Rapid)で訪れた際に感じた注意点は
- バスの発着時刻が必ずしも正確ではない
→時間に余裕を持って行動するが吉 - ネットなどで表示されるルートが必ずしも絶対ではない
→逐一スマートフォンなどのGPS機能を使って現在地を確認 - 基本的には停まらないバス停に停まる可能性がある
→目的地を行き過ぎる可能性があるのでその時は自分で降りる場所を決める - 次の停車のアナウンスはない
→現在地を確認して目的地が近づいて来たら降車ボタンを押す
ということでした。知らないバス停で自ら降車したりするのは自己責任にはなっちゃうんですが。それと何と言っても一番大事なことはまぁ、何が起きても「何とかなるさ」精神だったりすんですけど…(笑)
【青が映える!ブルー・モスク】
さて!降りたバス停からブルー・モスクまでの道中は後に紹介することにして、まずは先にブルー・モスクの紹介をしようと思います!ちなみにバス停からブルー・モスクまでは徒歩で15分程でした。ちょっと雲が多いですが水色の空に映える青と白を基調とした外観!この佇まい超タイプですwww
ブルー・モスクについて
ブルー・モスクと呼ばれているこちらのモスクですが、正式名称は「Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Sha(マスジッド・スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー)」と言います。長いwww完成は1988年で、マレーシア最大のモスク(世界では4番目)となります。ちなみにトルコのイスタンブールにあるスルタン・アフメット・モスクもブルー・モスクと呼ばれておりますね。
▼公式サイト▼
いざ、見学へ!
ブルー・モスクですが、こちらの見学は自由には出来ません。モスクのガイドさんと一緒に要所要所を周ることになります。正面エントランスで靴を脱いで受付をし、ローブを羽織ってガイドさんと他の観光客とグループになり一緒に見学をします。ちなみにこのモスクも無料で見学が可能です、ありがたや。
日本語が出来るガイドさんも
モスクの見学で一緒に周ってくれるガイドさん。基本的に言語は英語になるんですが、中には日本語が出来るガイドさんもいらっしゃいます。筆者が訪れた時のガイドさんは英語で案内をする方でしたが、タイミングが良ければ日本語が出来るガイドさんと周ることが出来るかもしれませんよ!
ローブも青!
ピンク・モスクのローブはピンクでしたが、こちらのブルー・モスクでは青のローブを羽織ることになります。もちろん、肌の露出が多いと必然的に羽織ることになるんですが、肌の露出の心配がなくても是非ローブを羽織って周ってみましょう。雰囲気がグンっと上がります!
見学のルートを順に
幾何学模様のタイル張りの壁
説明を受けながらまずやってきたのは男性が体を清めるエリア。その出入り口側にある壁の写真ですが、綺麗なブルーを基調としたタイルが貼られています。こちらが最初の撮影スポット。
礼拝堂へ続く回廊
階段を上がると礼拝堂へと続く回廊があるエリアがあります。こちらでも写真撮影が設けられています。写真撮影の時間は約3分間ぐらいでしたが、それでも足りないぐらい見どころの多い回廊でした。
こちらも同じ回廊で撮影した写真。まっすぐに伸びる大理石の白い廊下は写真だけではなく是非実際に行って目の当たりにしてほしいぐらい綺麗でした。ローブを着てこの場所で写真を撮るとかなり良い思い出になると思います。
回廊から礼拝堂内部へ。写真に映っているのは同じグループ内の別の見学者たちで、この様なローブを羽織って見学しました。上部に貼られたガラスも薄いブルーで天気が良いともっと綺麗に写真が撮れると思います。
礼拝堂内部
いよいよ礼拝堂内部へ。礼拝堂の収容人数は最大で2万4千人だそうです。絨毯からドームまで一緒に画角に入れようものならパノラマか超広角で撮影しないと入らないぐらいのデカさwwwこちらのモスクの礼拝堂も、見学者が入られるエリアは限られています。
ドームも緻密に設計されていて、ガイドさんが手を叩くと全体にその音が綺麗に響き渡っていました。めちゃめちゃじっくり見ないと分からないぐらいの細かいデザイン。じっくり見すぎたせいか筆者はちょっと首がしんどくなりました(笑)
礼拝堂内部から入って来た回廊方面の写真。綺麗にシンメトリーな造りに感激!個人的には礼拝堂内部からのこの景色も見ていただきたいです。結構礼拝堂内部に入ってしまうと、内部も見どころが沢山あるのでそれらに目が行きがちになりますが、礼拝堂内部から見る回廊も風情があって素敵です。
青と赤で彩られたステンドグラスも綺麗です。光が当たるとステンドグラスのデザインが絨毯に映し出されて幻想的でした。モスク自体が静寂に包まれていて、より神秘的な空間に感じます。
礼拝堂内部のシャンデリアも大きく豪華な装飾が施されています。個人的な感想にはなるんですが、イスラム教のモスクは各々の外観もさることながら総体的に装飾されている物が豪華なイメージがありますね。
ドームを取り囲む4本のミナレット
礼拝堂を違う出入り口から出ると再び回廊へとやって来ます。このドームを囲む4本のミナレットは高さ140m以上もあります。ここでもこのミナレットをメインにして写真を撮る時間が設けられました。
ミナレットを見学した後は…
その後は結婚式場などモスク内のいくつかのエリアを案内されて終了となります。筆者が見学した時は、ちょうど結婚式場で1組のカップルが結婚式を挙げていました。筆者のグループはカップルをお祝いして拍手を(笑)幸せな瞬間をシェアさせてくれてほっこりしました。最後にまた正面エントランスへと戻って来ますが、記帳だったり寄付をされる場合はこの時にカウンターにてすることが可能です。ローブを返却し、預けていた靴を受け取り終了となります。
ガイドさんの話も大事です
最初から最後まで色々な説明をしてくれるガイドさん。お祈りの仕方や、英語がメインとはいえ時には日本語が書いたファイルで説明もしてくれました。荘厳で神秘的なモスクに魅了されて写真に気を取られることが多いですが、ガイドさんの説明もイスラム教を知る上でとても大切なことを説明してくれます。そういう人と人との関わりにも関心を持って訪れてみてください。質問があれば快くお答えしてくれますよ!
お水までくれたんですけど!
帰りにガイドさんからペットボトルのお水をいただきました。無料で案内までしてくれて最後にお水までいただけるこのブルー・モスク!おもてなしの精神も信仰心から来るものでしょう。是非、皆さんもリスペクトの心を持って実際に訪れてみてください。
インフォメーションセンターもあります
実はこのブルー・モスクに最初に到着した時、向かいにある建物の前を通り過ぎようとしたら女の人に話しかけられました。どうやらその建物はインフォメーションセンターらしく、その女の人はそのインフォメーションセンターの人でした。ここでもイスラム教について色々と説明してくれますが、時間が限られている方はそのままモスクへと足を運んだ方がいいでしょう。と言うのも、とてもありがたくお話はしてくれるんですが
親切過ぎてかなりの時間を取られる
ことになりました(笑)最初、インフォメーションセンターとは知らずにそのまま話を聞いていたんですが、時間が気になり過ぎて「モスクに行く時間がない」と正直に言うと手短に説明を終わらせてくれましたwww最後に「あなたとセルフィーを撮りたい」とのことで、セルフィーを撮ってお別れ。でもホンマに親切で熱心に丁寧に説明してくれるので、時間に余裕があったりモスク見学の後で訪れるのが良いでしょう。
【バス停〜ブルー・モスク間も楽しもう】
公園やフォトスポットが点在
さて、筆者はほぼブルー・モスク目当てのみでシャー・アラムへやって来たのと、午後はクアラルンプール市内で行きたい場所があったため、早くもクアラルンプール市内へと戻ることに。降りたバス停からブルー・モスクまでの道を今度は戻る形になります。道中はこの様に公園やフォトスポットが点在しています。
「セランゴール州 日本親善パーク」
ブルー・モスク手前には「日本親善パーク」なるものが。中には入っていませんが、外から見る限り中は日本庭園のような日本風の公園になっているようでした。思わぬところで日本との関わりを発見して嬉しくなりました。
「I Love Shah Alam」モニュメント
この"I love Shah Alam"のモニュメントは結構人気があるみたいでした。行きも帰りもここで写真を撮っている人がいたので有名なんかな?バス停からブルー・モスクまではほとんど飲食店のような場所がありませんが、この近くに1件カフェのようなものがありました。
シャー・アラム推しのフォトスポットが多い印象というかシャー・アラム推しのフォトスポットしか見ませんでしたwwwハッシュタグが付いていたりしてたので、インスタグラムやツイッターで検索するとこのような写真が出てくるかもしれませんね!
【750番のバスでKL市内へ】
帰りはちゃんとしたバス停から
さて、念の為に最初に降りたバス停に戻ってみました。やっぱり案内板に「750」の文字はございません。第六感ですがバスが来る気配も全くありませんでしたwwwなので、次は元々ネットで調べていた時に出ていたバス停へと行ってみました。最初に降りたバス停からそのバス停までは徒歩で5分もかからなかったと思います。バス停に着くとまさに750番のバスが停まっているではないですか!グッドタイミング!ツイてるね、ノってるね!と思いながら上の写真を撮ってたら
ドアが閉まった。
急いでバスに駆け寄ってドアをバンバン(笑)したら開けてくれましたwwwごめんなさい。そしてそのままクアラルンプール市内へと戻ることが出来ました。もちろんバスの所要時間や乗り方などは行きと同じ方法です。ここで今の時期ならではなんですが…
マスクしてないと注意される
バスに乗車する時に、外ではマスクを外して行動していた筆者ですが、そのままマスクを着用せずにバスに乗ってしまいドライバーにマスクを着用するように注意されました。基本的には公共機関や室内ではマスクを着用しておくようお勧めします!
それでは!ブルー・モスクがほぼメインのシャー・アラム訪問でしたが、少しでも参考にしていただければ幸いです!次回はクアラルンプール市内に戻ってからの観光のお話をしていこうと思っております。それではまた、Bonne nuit!!
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