My Parisien Life

30歳(渡航時31歳)ギリギリでフランスへワーキングホリデーとしてやってきた大阪人(♂)の珍道中

【マレーシア旅行3】ピンクモスクがあるプトラジャヤへ

 
 
 
 
 
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Holaaa! Como estas? 何故かスペイン語から始まった今回はピンク・モスクと呼ばれるプトラ・モスクをメインとしたプトラジャヤの紹介です!筆者がどのようにして訪れたかをまとめてみました。

▼前回までのマレーシア旅行記事はこちら▼

my-parisien-life.hatenablog.com

 

【目次】

 

【KLIA2からKLIA Ekspresでプトラジャヤへ】

クアラルンプール国際空港の第2ターミナルからお目当てのプトラ・モスク(ピンク・モスク)があるプトラジャヤへは今回KLIA Ekspresという列車のKLIA Transitという路線を利用しました。このKLIAエクスプレスはクアラルンプール国際空港〜クアラルンプール市内のKLセントラル駅を結ぶほとんどの観光客には欠かせない交通機関です。

 

筆者は前もってクアラルンプール市内へ向かう前に、このKLIA〜KLセントラル間に位置するプトラジャヤへ向かう予定を立てていたので、そのまま全ての旅の荷物を持って実際にKLIAエクスプレス(のKLIAトランジット路線)を利用してプトラジャヤへと向かってみました。テンション上がる〜!

 

改札へと向かう

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gateway@klia2をしばらく進むと上の写真のように濃いピンク色の看板が見えてきます。ここが改札口!ここで切符を買ってプトラジャヤへと向かいます。KLIA2からある程度の案内標識はあるのでめちゃくちゃ難しいってことはないですが、結構広いからうろちょろしまくってると迷うかも。筆者の場合海外キャッシングの為にATMを探しながらだったので逆に歩き回ってるうちに見つけたって感じですwww

 

チケットを購入する

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改札口の近くにこういったキオスクがあるので今回はこちらで切符を買ってみようと思います。英語でタッチパネルを操作出来るのでそこまで難しくはないはず…タッチパネルの操作で「BUY TICKET」へ。そこから行き先選択、チケットの種類人数支払い購入完了となります。行き先のプトラジャヤはタッチパネルで検索すると出てきます。クレジットカードも使えるので下の挿入口にクレジットカードを入れてPINコードを入力して支払い。料金はRM9.40(約300円)!切符は一番下から出てきます。

 

間違えないで〜!

ここで1つ注意点。KLIAエクスプレスは空港〜クアラルンプール市内をノンストップで結ぶ言わば特急列車の路線になります。プトラジャヤへはKLIAトランジットという言わば各駅停車の列車の路線を使うことになります。間違えてKLIAエクスプレスに乗ってしまわないようにプラットホームの位置を確認しましょう。

 

※※※運賃が安くなる裏技※※※

実は空港〜クアラルンプール市内へはプトラジャヤや他の停車駅のエリアに用事がなければ多くの人が直通のKLIAエクスプレスを使って行き来するかと思います。その際にかかる運賃は片道RM55往復RM100(指定クレジットカード利用など場合によって割引が効く)で結構それなりなお値段になるのです。

 

が!!!!!!

 

実はKLIAエクスプレスではなく、筆者のようにプトラジャヤに寄ったりといったKLIAトランジットで途中下車すると空港〜クアラルンプール市内間の料金がお値段グーンッ!!と下がりまして…なんと

 

半額以下

 

になるのです。お得ちゃう?これ、お得ちゃう?しかもこれ、アナウンスされてないので多分観光客にはそこまで知られておりません。ちなみに筆者は帰り(クアラルンプール市内〜空港間)はKLIAエクスプレスを利用したのできっちりRM55支払うことになったんですが、復路のクアラルンプール市内〜空港間も適用可能!ってことは往復で2000円弱お得になる計算です。プトラジャヤ〜クアラルンプール市内間の運賃はRM14ぐらいやったかな?なので行きは片道合計RM23.4(約700円)で空港〜クアラルンプール市内間を移動することが出来ました。イェアッ!←

 

車内の環境は?

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切符に印刷されているQRコードを改札の機械にかざし、目的のプラットホームでしばらく待つとお目当ての列車がやって来ました。車内は広く綺麗で空調もちゃんと効いているので快適です。プトラジャヤへは空港からこのKLIAトランジットで約20分で着きます。車内放送もありますがマレー語と英語なので聞き逃さないようにしましょう。

 

【プトラジャヤに到着】

コインロッカーに荷物を入れよう

さて、プトラジャヤ駅に着いた筆者ですが、小腹が空いていたので駅の改札を出たすぐ前のダンキン・ドーナッツでドーナツ(RM3.50)を1つ買い、大きいお金(RM20)を細かいお金(お釣りRM16.5)にしました。なぜならばプトラジャヤに着いてまずコインロッカーに荷物を入れたかったからです(笑)コインロッカーは駅構内に数カ所あります。写真は撮ってないけど多分歩いてるとすぐに見つけられますwww筆者が利用したのはプトラジャヤの改札を出て右手に進んですぐ右側にある青いコインロッカーでした。

 

コインロッカーのサイズと料金

コインロッカーのサイズは大小2つのサイズがあって、大きい方はスーツケースも入るぐらいの大きさでした。筆者はバックパック1つだけなので小を利用。料金は大がRM30小がRM10で日本とそんなに変わらない印象。現地の物価を考えると恐らく高いですよね?それでも空港から直接やって来て、手ぶらで観光出来るのはとっても楽なのでコインロッカーを使用することをお勧めします。

 

コインロッカーの利用方法は?

コインロッカーを利用するにはまず小さいお金を用意(RM5紙幣数枚とかRM10紙幣数枚とか)しておきましょう。筆者が利用したコインロッカーはコインロッカー端に機械が置いてあり、そちらでまずトークン(コイン型)を購入します。RM10で1枚なので大を利用する人はRM30で3枚購入しましょう。お釣りは出てこないので現金はきっちりと用意する方がベターです。

 

空いているコインロッカーを探してそこへ荷物を入れ、鍵を掛けます。暗証番号で開閉出来るデジタル型ではく鍵を抜き差しして利用するアナログ型なので鍵は無くさないように!荷物を取り出す際は鍵を挿入して回し解錠して荷物を取り出すだけでそれ以外何もしなくて大丈夫です。

 

プトラジャヤからピンクモスクへはGrabで

プトラジャヤの駅にはタクシー乗り場もありますが筆者は配車アプリ「Grab」を利用しました。GrabはGoやUberのようなサービスでベトナムやマレーシアなどの東南アジアではGrabが主流です。配車サービス以外にも使いこなせば色々なサービスを利用することができます。

 

クレジットカードを登録してアプリ内で決済を完結

アプリ内でクレジットカードを登録しておけば下車時にアプリ内で決済が完了するので、ぼったくられることもありませんし現金支払いでお釣りを間違われたりすることもありません。何より現金を持ち合わせていなくてもいいし、基本的に行き先は乗車前に設定するので説明する際に言語で困ったりもすることがなく楽ですよね。料金も変動がありますが、大体普通のタクシー程の料金で利用出来るので東南アジアを旅行する際はインストールされることをお勧めします。

 

【美しいプトラ・モスク(ピンク・モスク)】

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さて、駅から直接Grabでプトラ・モスクへ向かいます。移動中に橋を通るんですがそこから水上に浮かぶモスクが見えた時はちょっとテンション上がりましたwww天気が良ければもっと綺麗に見えたかな?(笑)あとなんかプトラジャヤ自体が凄い整備された街並み

 

いよいよプトラ・モスクを拝観

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Grabを利用して車で駅から約10分程でプトラ・モスクの入り口前に到着しました。上の写真の少し右に見える四角い場所がエントランス。Grabの運転手もその前に車を停めてくれました。楽しみ!


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ドレスコードについて

上の写真は左がドレスコードの案内で右がモスクの開放時間の案内です。ドレスコードはイスラム系の国を訪れた人は大体想像がつくかと思われますが、宗教上露出過多の服装をしていると露出した肌を隠すために、ヒジャーブと呼ばれるローブを上から羽織る必要があります男性も同様にタンクトップにショートパンツのような服装はローブを羽織る必要があるので注意が必要です。

 

ローブは無料で借りることが可能

が、このプトラ・モスクはローブを無料で貸し出しているのでそれを羽織れば見学可能です。エントランスを通って右手にローブを貸し出している受付があるので、必要な方はそちらでローブを借りましょう。筆者もショートパンツで訪れたのでここでローブを借りることが出来てありがたかったです。

 

ローブの色もピンク!

そして可愛いお話。ピンク・モスクと呼ばれる景観にちなんでかここのプトラ・モスクはローブもピンクなんです!SNSの普及で写真や動画を撮ることが多くなったこの時代、露出が多い服装でなくてもこのローブを借りて写真を撮っている観光客がたくさんいました。でもローブの数にも限りはあるから他人をリスペクトした行動をwww

 

開放時間について

そしてモスクの開放時間。筆者は空港から直接プトラ・モスクに来た理由が、空港に到着してからモスクの開放時間がちょうどタイミングよく効率がいいなと思ったからなのです。旅行に先立ってネットの情報を色々と見ていたら大体1日2部構成で開放時間が分かれているようでした。なのでフライトによってはクアラルンプール市内へ行く途中に寄れないなと思っていたので、今回のフライトはほぼオン・タイムでクアラルンプールに着いてくれてホッとしたのです。

 

必ずしも開放時間は情報通りでない

こんな感じで開放時間も気にして訪れたプトラ・モスクですが、実際には入手した情報とは違い筆者が訪れた日(確か曜日はイスラム教徒にとっては特別な金曜日)もかなりの時間一般開放されているようでした。筆者が訪れた際(2023年1月6日)に案内されていた観光客用の開放時間は…

  • 土曜日〜木曜日 午前9時〜午後10時
  • 金曜日 午前9時〜午前11時と午後3時〜午後10時2部構成

でした。結構長い開放時間ちゃう?「場合によってこのタイムテーブルは変わる時もある」というような旨の記載もありました。個人的には事前に調べていた開放時間よりも長くなっていたのでラッキーだったんですけどねwww

 

プトラ・モスクについて

1999年に完成したプトラ・モスクは花崗岩で造られています。最大で1万5千人が収容出来る広さを誇り、そのバラ色掛かった見た目からピンク・モスクとして日本人に有名な観光地の一つとなっています。

www.masjidputra.gov.my

 

ピンク色の際立つ外観

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天気があまりよろしくないのが残念ではありますが、それでもピンク色で際立つ外観は圧倒的な存在感です。ほんでまだ完成して20年ちょっとやからかめっちゃ清潔。時間的には15時〜16時頃、観光客はそこまで多くはなかったです。最初ローブの貸し出し場所が分からんくてエントランスすぐの階段で地下に降りて迷ってたところをモスクのスタッフの人に助けられましたwww

 

礼拝堂の中も圧巻のピンク

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広角とかパノラマじゃないと撮れないぐらい広大な礼拝堂内部。礼拝堂内部は靴を脱いで入ります。内部は礼拝者と観光客とエリアが仕切られており、礼拝者のエリアには入ることが出来ません。内部も全体的にピンク色で、ホール上部のドーム部分がとてつもなくふつくしい…。

 

ボランティアのガイドさんのご厚意

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礼拝堂内部を見学していると、ボランティアでガイドをしているという現地の方に話しかけられました。そのガイドさんがこのモスクについてはもちろん、プトラジャヤの街について、更にイスラム教の教えなど色々と教えてくださいました。親日家のガイドさんで、写真を撮ってくれたりとっても親切に接してくれました。ありがとうやで…!常にいらっしゃるわけではないと思いますが、タイミングが良ければボランティアのガイドさんに色々なことを聞けるかもしれません。

 

オクラ…??

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上の写真の装飾が施された部分。ガイドさんが言うにはオクラの形を表しているそう。あの食べるオクラです、切ると先端がこんな形してるでしょ?そう、あのオクラなんです。ホンマかな?いや、冗談ではないはず…嘘は教えないでしょう!…でも筆者の英語の聞き間違いって可能性もありますね!でも食べ物のオクラって言ってたのはホンマやもん!www

 

モスク裏手からプトラジャヤの街を見てみる

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礼拝堂の周りも見学が出来る様になっていて、裏手は広いテラスのようになっています。礼拝堂を出て靴を履かず(ここも土足厳禁)にそのまま一周してみました。裏手からは湖とプトラジャヤの街を見渡すことが出来ます。ちなみにプトラ・モスク近くからこの湖をクルーズ出来る船に乗ることも出来ます。

 

ミナレットは何の役割?

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モスクには必ずと言っていいほど上の写真のように尖塔がありますよね。これはミナレットと呼ばれ「アザーン」を行う際に利用される場所です。アザーンとは「礼拝への呼び掛け」のことを意味します。イスラム圏の国を旅行中に街中で何か聞こえてくるな…っていう時は大体このアザーンだと思いますwwwそれがこのミナレットから発せられている訳ですね。筆者はアザーンが流れる時の雰囲気がもんのっっっすごい好きです。

 

トゥリマカシー「プトラ・モスク」

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初マレーシアの最初の観光は「プトラ・モスク(ピンク・モスク)」でした!プトラジャヤの湖に浮かぶプトラ・モスクは夕方から夜も夕日に照らされたりライトアップで美しく見応えがあるそうです。モスク関係者の方達も親切で、写真や動画目当てだけじゃなくイスラム教そのものの文化も是非訪れて学んでみてください!トゥリマカシー(ありがとう)プトラ・モスク!誰

 

【プトラジャヤで少し街歩き】

プトラジャヤは首都クアラルンプールから約25kmの場所に位置する人口が約12万人の街ですが、そのほとんどが政府機関の関係者とその家族です。街自体の歴史も新しいので、街全体の雰囲気もかなり整備されている印象を持ちました。

 

プトラ広場

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プトラ・モスクを出て前の「プトラ広場」から少しだけ歩いて探索してみようと思います。広場にはプトラジャヤのアルファベットをモチーフにしたオブジェ。ちょっと配色がハイカラ過ぎて上手く撮られへんかったwww奥にはモスクからも見えた首相官邸が見えます。

 

プトラ・ブリッジ

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プトラ広場から見たプトラ・ブリッジ

これから「プトラ・ブリッジ」を渡ってみようと思います。これはプトラ広場から見たプトラ・ブリッジ。全長は435mでこちらも開通は1999年。景色を眺めながら端まで歩いてみました。


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プトラ広場の反対側から見るプトラ・ブリッジ

こちらはプトラ広場の方へ伸びるプトラ・ブリッジ。左にプトラ・モスク、中央に首相官邸が見えます。ここまで歩いてくる途中に橋の上の草木が伐採されていて、その作業の真っ最中で草木が歩道にそのまま倒されててちょっと歩きづらかったですwww

 

遊歩道を歩いて景色を堪能する

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プトラ広場からプトラ・ブリッジを通った反対側は、ホテルや政府関係の建物が並ぶエリアになっていて、橋を渡り切ったところから湖の側の遊歩道へつながる階段があったので、そこを降りて遊歩道をしばし歩きました。するとこんなフォトスポットがwww

 

眺めはいいけど休憩する場所が少ない

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人も全くおらず、ひたすら写真を撮ったりゆっくりと景色を堪能出来ました。…が、ベンチとかそういうものがあまり無いので、座ってのんびりぼーっとチルするってことが難しい!遊歩道沿いにホテルや政府関係のビルが並んでいるのでレストランなどはあるけど、遊歩道に休憩出来る場所がないのでひたすら遊歩道沿いを端から端へ歩いて行きましたwww

 

ゼニス・ホテル・プトラジャヤまで歩いてみた

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ゼニス・ホテル・プトラジャヤまで歩くとスリ・ワワサン橋が近くにあります。筆者はGrabで通っただけなので歩いてはいませんが、その橋からはプトラ・モスクなどの写真が綺麗に撮れるスポットになっています。筆者のプトラジャヤ観光はこちらで終了!

 

【再びGrabでプトラジャヤ駅へ】

遊歩道から階段を登って一般道へ出て、近くのビルでGrabを呼びそこからプトラジャヤ駅へと戻りました。多分プトラジャヤの観光の所要時間は3〜4時間程度だったと思います。そして向かうはクアラルンプール市内!順調に予定が進んでいい感じ。

 

コインロッカーの荷物は忘れずに

帰りにコインロッカーに荷物を入れたことを忘れて電車に乗りそうになりましたwwwしかもバックパック1つとは言え4泊5日分の荷物を忘れるなんて(笑)なんやろう…それぐらい充実してたってこと?ただのアホ?でも改札通る前に何とか気づいたので特にトラブったとかはなかったんですが、皆様も忘れずに…www

 

以上!今回の記事はここまでです!1ヶ所の観光地の記事なだけやのに長い!もう既に心折れそう!励ましてくださいwwwでもプトラジャヤはプトラ・モスクだけでも訪れる価値があると個人的には思います。空港からも近く数時間寄る時間があれば是非訪れてみてください。

 

 

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