【ポルトガル】リスボンへ【1〜2日目】
Coucou, ça va?? 本日はフランス滞在中に行った最後の旅行でポルトガルのリスボンへ行った時のお話です。
【1日目】
筆者がヨーロッパの国で行きたかった上位のポルトガル。今回はリスボンへ2泊3日で訪れました。
昼過ぎにリスボンへ着きましたが、滞在先にチェックイン後は夜まで街をブラブラとしておりました。日が落ちてお腹が空いてきたので、インターネットで見つけたこちらのお店にやってきました。
「Beira Gare」と言うお店で食べたビファナです。ビファナとはパンに煮込んだ豚肉を挟んだサンドウィッチの様なもの。カウンターで立ち食いスタイルでいただきました。大きくて食べ応えのあるこのビファナですが、お値段は3〜4ユーロ程という安さ。お腹も満たされたので散策再開です。
丘を登って「セニョーラ・ド・モンテ展望台」へ夜景を撮りに行きました。夜ということもあってか観光客どころか地元の人の姿もまばらでした。アルファマ地区や4月25日橋、サン・ジョルジェ城などリスボン市街を一望出来るオススメのスポットです。
まだお腹に余裕があったので、滞在先に戻る前に何かポルトガル料理が食べたかったのでやって来たお店が「A Provinciana」と言う大衆食堂です。ちなみにオーダーしたのは「バカリャウ」と呼ばれる干し鱈を使ったポルトガルの郷土料理。そのレシピはなんと100を超えるとも言われております。席に着いた途端に外に行列が出来始め、こちらも有名店だったので飛び込みで行ってすぐに席に着けたのはラッキーでした。
1日目はこのような感じで終了、2日目は朝から一気に観光名所を巡って行きます。
【2日目】
2日目は観光メインで過ごしました。ここでオススメしたいのは観光スポットや公共交通機関が無料や割引になる「リスボアカード」を購入することです。空港や観光案内所などで購入可能で、1日券〜3日券と有効時間が異な数種類がございます。ほぼ主要な観光スポットは無料で入場できるので、効率よく経済的に周りたい方にはオススメです。
2日目は朝から「ベレンの塔」へと向かいました。恐らくリスボンの観光スポットでは最も人気のある内の1つと言うことで一番最初に向かおうと思ったのです。1983年にジェロニモス修道院と共に世界遺産に登録されました。リスボアカードで無料で入場可。
16世紀初めにテージョ川を監視する要塞として建てられた白いマヌエル様式の塔は作家の司馬遼太郎氏が"テージョ川の貴婦人"と喩えた事で有名です。ちなみに正式名称は「サン・ヴィセンテの塔」です。
そのまま海沿いを徒歩で移動し「発見のモニュメント」へ。発見のモニュメントはリスボアカードで割引になります。タダでは無いのでご注意を…（笑）バスコ・ダ・ガマ等33人の偉人たちの像が彫られているこちらの記念碑ですが、内部から頂上へ登ることが出来ます。
高さ52mの頂上からは360度のパノラマ風景を見渡せるようになっています。写真は下の広場です。結構風が強かった記憶があります（笑）正直な感想としてはそこまで見どころはなかったかな…。
さて、発見のモニュメントから更に徒歩で「ジェロニモス修道院」へと向かいました。1983年にベレンの塔と一緒に世界遺産に登録されたこちらのジェロニモス修道院ですが、完成には300年以上もの歳月がかかっております。リスボアカードで無料で入場可。
マヌエル様式で造られたジェロニモス修道院は、その様式の最高傑作と言われております。こちらの写真は中庭の様子を写したもの。航海に関わる装飾が至る所に施されております。
サンタ・マリア教会は併設されており、ジェロニモス修道院を見終わるとそのまま見学出来るようになっております。こちらは単体で入場可能で無料で見学できますが、2階からの眺めはジェロニモス修道院のチケットを購入してないと回ることが出来ません。
サンタ・マリア教会内部は広く厳かな雰囲気。細かい装飾が随所に見られます。ステンドグラスも綺麗でしばらく座って眺めておりました。
こちらはバスコ・ダ・ガマのお棺です。他にポルトガルの詩人たちのお棺もありました。ジェロニモス修道院も人気の観光スポットになるので、ベレンの塔から発見のモニュメント、ジェロニモス修道院はセットで見ることをオススメします。
さて、続いてやって来たのはリスボンで1番有名な広場である「コルメシオ広場」に位置する凱旋門「勝利のアーチ」にある「勝利のアーチ展望台」です。ちなみに登り降りは螺旋階段を使います、狭くて一人しか通れない程なので、信号を見て行き来することになります。
こちらもリスボアカードで無料で入場可能となっています。リスボンのメイン通りであるアウグスタ通りを上から眺めます。頂上に登るまでに展示室もありますよ。
下から見えた大きな像も真横で見ることが出来ます。勝利のアーチ凱旋門は1873年に完成しましたが、展望台の公開は2013年と比較的新しい観光スポットです。
勝利のアーチ展望台を終え、リスボンのメイン通り「アウグスタ通り」を歩きます。レストランや土産物屋などが綺麗な石畳の道の両側に建ち並んでおります。
そしてアウグスタ通りを通ってやって来たのが「サンタ・ジュスタのエレベーター」です。元々リスボン市民の足として造られました。上にある展望デッキから見る眺めはまさにリスボン！と言う景色が広がっております。リスボアカードで無料で入場可。
小雨が降り終わり、青空が広がって写真を撮るにも最高な天気でした。リスボンらしい赤い屋根の家屋が丘に段々畑の様に建ち並び、コントラスト色の強い絵になっています。
後ろを振り向くと雲がまだ残っていましたが、虹が出来ておりました。普段生活していてもあまりみない虹をここ、リスボンで見て「良い旅してるな〜…。」と思いながら次の場所へと向かいます。
リスボンのトラムで1番有名な28番線。レトロな外観と内観でただどこに行く訳でもなく乗っているだけで楽しいと思います。もちろんこれもリスボアカードで乗り放題です。
こちらは最近写真映えがすると人気になってきている「ピンク・ストリート」です。元々売春なども多く行われていた治安の悪い通りでしたが、2011年にイメージを一新するため道路がピンク色に塗り替えられました。今でもこのエリアはナイトライフが楽しめるスポットとなっています。
そして更に写真映えする景色を撮りたくて向かった場所は…リスボンと言えば坂とトラムと奥に見える海！その景色を撮りたくて調べた場所が「ビカのケーブルカー」です。
正確にはトラムではなくケーブルカーなのですが（笑）1892年に運行が開始された有名なケーブルカーです。有名すぎて色々なガイドブックやポストカードでも目にする景色ですね（笑）ただ残念な事に筆者が訪れた時はケーブルカーは動いておりませんでした。ただ坂の頂上には写真のようにグラフィティが描かれたケーブルカーが。
さて、2日目は観光スポットを色々と見て周り、お腹が空いたので晩ごはんはどこが良いかと探していると…ブッフェ方式のレストランを発見しました。
「Buffet do Leão」というこちらのレストラン。シュラスコもその場で切ってくれたり野菜（サラダ）の種類も多く、そんな食べ放題のこちらお値段はなんと8ユーロ以下。個人的にはお値段的にも味は悪くない感じ♪何より栄養が偏りがちな旅行中はバランス良く食べれるブッフェ方式はありがたいです。そしてこのお値段…ポルトガル料理ももちろん食べれるのでオススメですよ。
2日目はこれで終了です！次のブログでは3日目の様子をお伝えしたいと思います。それでは、Chao!!
