My Parisien Life

30歳(渡航時31歳)ギリギリでフランスへワーキングホリデーとしてやってきた大阪人(♂)の珍道中

【8日間4カ国の旅⑤】ポーランドのクラクフ1日目

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Quoi de neuf, les amis ??

8日間で4カ国の旅、本日はポーランドのクラクフ1日目でのお話です。

 


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筆者が行きたくてたまらなかったアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所へ行く為に滞在したクラクフですが、こちらはポーランド南部にあるかつての首都として栄えていた街です。ユダヤ人が多く暮らしていた事もあって、ユダヤに関するスポットが至る所にございます。旧市街は世界遺産として登録されている事もあり、小さい街ですが見所はたくさん!こちらは旧市街を囲んでいた城壁の一部「フロリアンスカ門」です。

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さて、1日目の観光ですが、メインは少し離れた場所にある「ヴィエリチカ岩塩坑」でございます。早朝からバスでやって来ました!こちらも世界遺産に登録されている観光スポットです。しかも世界で最初に世界遺産に登録されたうちの一つだとか…。


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ヴィエリチカ岩塩坑ですが、全長約300kmに及ぶ地下採掘場の目に見えるものの全てがと言っていいぐらい岩塩で造られております。壁も、天井も、床も、彫刻物も、シャンデリアも、何もかもが岩塩で出来ているわけですね。


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廃坑になっていない岩塩坑としては世界最古で、観光として観て回れる坑道は約3.5kmもの長さです。ちなみに個人では岩塩坑内は観て回る事が出来ず、ガイドと共にグループで回って行く事になります。その際に日本語のガイドはなく、現地のポーランド語や英語等の言語を話すガイドを選ばなければなりません。


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深さは約300m程ありますが、観光客が訪れる事が出来るのは約200m程までの深さになります。気温は約15度程で、寒がりな方は秋頃の服装をして行かれる事をオススメします(笑)階段もかなり使うので、訪れる際は体力も残しておいた方が吉ですが、筆者はあまり期待せずに行って(失礼…)感動したので、寝不足だったはずですが興奮してアドレナリンが出っぱなしだったのか元気ハツラツでした(笑)


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ガイドは英語のガイドを選択したのですが、途中「本当に塩で出来てるか壁を舐めてもいいですよ、本当に舐める人はあまり居ないけど(笑)」って言われたので舐めました(笑)当たり前ですがしょっぱかったですww

 

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色々と見所はありますが、やはり1番の見所はこちらの聖キンガ礼拝堂です。こんな地下深くにここまで広大な場所があるなんて、まさに地下帝国の様です。ここではガイドの方から一定時間の自由時間をもらえるので、色々な場所から写真を撮りまくりました。


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こちらが礼拝堂内に飾ってある最後の審判の塩彫刻です。もうホンマにどこもかしこも圧巻!の一言です。ナメてたヴィエリチカ岩塩坑…すみません(笑)クラクフに滞在、またはアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所へ行かれる方はこちらも是非スケジュールに組み込んでいただきたいです。


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終わり頃に現れる大広間。こちらももちろん周り等は塩で出来ております。凄いわ…と言う語彙力の無い感想(笑)で余韻に浸りながらヴィエリチカ岩塩坑のツアーを終えました。


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さて!クラクフに戻ってからは、ヴィエリチカ岩塩坑のツアーで一緒だった日本人の方とたまたま一緒になり、観光客にも人気のミルクバー「スマコウィキ」へとご飯を食べに行きました。ポーランドは物価がそれ程高くなく、数百円でお腹いっぱい食べる事が出来ます。左はグラーシュをかけたポテトのパンケーキ、右はポーランドの餃子ピエロギです。本当にボリュームもあり、この2つで千円弱ぐらいだったかな?ちなみにミルクバーと言っても牛乳が出てくるわけではなく、大衆食堂と言った感じです(笑)


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ご飯を食べた後は、クラクフの旧市街を少しだけ散策しました。こちらは中央広場のお土産物屋が並ぶ織物会館の内部。


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大通りを外れても可愛らしい赤レンガを多く使った建物が建ち並び、こじんまりとした街の為目的が無くても楽しく歩き回ることが出来ます。


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外壁沿いにはアーティストが描いた絵がところ狭しと飾られ売られています。お気に入りの絵を探して記念に一枚いかがでしょうか?


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こちらは城壁の外にある円形の要塞、バルバカンと呼ばれる建物。ヨーロッパにある3ヶ所のうちの一つです。ちなみにポーランドにはバルバカンはこちらを含め2ヶ所、もう1ヶ所はフランスに存在しています。


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滞在先の前の通りの風景。翌日はいよいよ念願のアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所へ早朝から向かう為、早めの就寝でした。アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所は特別に一つのブログとして作成しております(笑)

 

それでは、次回の投稿までお楽しみに!!

Adieu!!